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【肩こりが治らない本当の理由】
どれだけほぐしても改善しない人は「呼吸」が原因かもしれません
こんにちは!福山市引野町にある「骨格から変えるパーソナルジムBoff(ボフ)」です。
Boffでは、姿勢改善・骨格調整・ボディメイクを専門に、肩こり・腰痛・頭痛などの不調改善から、小顔効果や美脚づくり、産後ダイエットまで、一人ひとりに合わせたトレーニングと手技でサポートしています。
「どこに行っても良くならない…」「姿勢を整えて根本から変わりたい」そんな方に、福山市で唯一“骨格から変える”機能改善パーソナルジムとして、丁寧に寄り添いながら理想の身体づくりをお手伝いします。
「肩をほぐしてもすぐ戻る」
「肩こりに効くトレーニングをしても改善しない」
実はこれ、“肩の問題ではない”ことが多いです。
原因は 呼吸が浅く、肩で息をしてしまっていること。
◆ 肩甲骨は“めちゃくちゃ不安定な骨”
肩甲骨って、実は 靭帯でガチッと固定されていません。
肋骨の上に“ペタッと乗っているだけ”の、とても繊細なパーツ。
だからこそ、
どこで身体を安定させているか が肩の負担に大きく影響します。
◆ 正しい呼吸ができると肩甲骨は体幹で安定する
呼吸が整うと働いてくれるのが 前鋸筋(ぜんきょきん)。
前鋸筋は体幹の筋肉(腹斜筋)とつながり、
“体幹側で肩甲骨を安定させる”役割があります。
つまり、
しっかり息を吐き切れる人 → 肩甲骨が体幹で安定する
ので、肩周りに余計な力が入りません。
◆ 呼吸が浅いと「肩で安定」してしまう
呼吸が浅い人は
✔︎ 肩をすくめる
✔︎ 鎖骨・首まわりで呼吸する
クセがつきやすいです。
これが続くと、
肩の筋肉が“体幹の代わり”に働いてしまい、
肩甲骨を上から吊って安定させようとする状態 になります。
この結果…
- 肩が下がらない
- 巻き肩・猫背になりやすい
- 肩に常に力が入ってガチガチ
- 首こり・肩こりが慢性化
どれだけほぐしても、
1日に2万回以上している呼吸 で肩を使っている限り、
元に戻るのは当然です。
◆ 肩で安定したままトレーニングすると逆効果
よくあるのが、
呼吸が整っていないまま四つ這いのトレーニングをするケース。
本来なら重力は
“体幹 → 土台(手足)”へと流れるはずですが、
肩で支えてしまうと…
- 肩が痛い
- 首が痛い
- 手首が痛い
- そもそも肩甲骨が安定しない
という状態になってしまいます。
呼吸が整っていない身体でトレーニングをしても、
間違った場所ばかり使ってしまうので改善しません。
◆ まず整えるべきは“呼吸”
肩こりを本気で改善したいなら、
最初にやるべきは ほぐすことでも筋トレでもなく「呼吸」。
- 肋骨が動く呼吸
- しっかり吐き切る呼吸
- 体幹で支えられる呼吸
ができれば、自然と肩の力が抜け、
肩甲骨が正しい位置で安定してくれます。
そこからトレーニングをすると
身体がみるみる楽になります。
